2011年12月24日土曜日

強さ≒悪

権力の中枢にいる人間がさほど優秀とは思えない。(生産性、効率性)という意味で。
経済的に豊かさを追求する上で、より大きな富を生み出せる能力という点に限っても、権力を持っている旧世代に人間が優秀かどうかには疑問符が付く。
必要以上に協調性を求められる風潮がある。そうでは、集団として利益を生みだすのに必要だからというより、
むしろ昔はそれでうまくいっていた、そうせざるを得なかった、あるいはたまたまそうなったという形式を惰性で現代に引き継いでいるにすぎない。(伝統と呼ばれるものの多くはそうである)
日本全体が経済的に豊かになるためには、全く別のシステムが必要な気がする。
ましてや、豊かさだけでなく幸せを追求するとなるとさらに別の飛躍が必要な気がする。
ホリエモンは小説の中で強さとは悪であるという記述をしていたが、
今の日本社会で、生みだせる付加価値の量と質を引き上げるには日本のメインストリームの価値観と照らしあわせて「悪」にならざるをえないのではないだろうか。

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