後悔することはよくないこととされることが多いが、うまくやれば、能力向上の大きな原動力になりうる。後悔は、ある意味で、失敗に対する考察を反復することと同じであるから、反復のしかたを工夫すれば、失敗を避けるための方法論や成功するための方法論を得ることが出来るだろう。後悔することに消費してしまう時間と、後悔する過程で物事にたいする考え方の良いスキルが身につくという二つの要素のうち、後者が勝れば、かえって、大きな能力向上につながる。トラウマを抱えた人間が長期的にみて、ずばぬけた仕事をすることがあるのは、これが原因かもしれない。
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